別荘を持つ
「別荘を持つ人」というと、高額所得者をイメージするのが一般的な反応でしょう。しかし最近では、職業上やむをえず都心に2軒目の家を持つ人とか、余暇を自然の中で過ごすことによって、英気を養うために2軒目の家を持つという人が増えてきました。 |
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セカンドハウスは、初めはゆとりのある生活の中から生まれたものでしたが、これからの住生活では「必要にせまられて」というケースも多くみられるようになるでしょう |
新しい融資制度の発足
2軒目の住宅を持つための借入金確保には、従来は民間金融機関の住宅ローンを活用する(自宅と2軒目の住宅を担保とする)か、別荘販売業者やマンション販売業者による提携ローンを利用するという方法しかありませんでした。
しかし、公庫・財形では「田園住宅融資」、年金では「ウイークエンドライフ住宅融資」としてのセカンドハウスがマイホーム取得以外にもう一口の融資が受けられます。なお、年金の転貸制度には「通勤用住宅」としてのセカンドハウスもあります。
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目的をはっきりさせて活用しよう
現在の住宅の他に、もう1軒の住宅を所有しようとするときには、維持管理をどのようにとらえるのか、その利用価値はどうなのかを十分に考えて行動をしないと、思わぬ出費に耐えられなくなることがあります。
たとえば、
①常時利用できるか(夏期だけのものかどうか)
②交通機関はどうか(車だけの利用か)。
③口常の買い物は近くですむか(滞在が数日間であっても不便はないか)
④それらの維持管理はどうなのか(賞用の負担はどうか)がポイントになります。
以上のような点に注意してかからないと、取得してから借金だけ残るということになりかねません。
建て方はどうするか
田園型の場合は、都心を離れて取得するわけですから、地元の優良工務店に依頼した方がよいでしょう。特に、風向きや温度差など、その地域でなければわからないことがありますから、それらを意識した建て方をしなければなりません。 |
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また、住宅購入にあたっても、新築と同じことが言えます。とくに、中古一戸建てではその後の補修のことを考えなければいけません。 |
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住まい方はどうするかセカンドハウスでは週1回、長くて2日間の急用に利用するだけですので、日常使用する用品はすぐ近くになくても大丈夫だといえますが、やはり、その土地の自然に接する以上、食生活もそれと調和させることが望まれます。したがって、日用品の購入場所はそんなに離れていない方がよいでしょう。 |
永住地としての活かし方

永住地としての活かし方
セカンドハウスの活用の仕方には、ウィークエンドライフハウスとしてだけでなく、年金融資には永年勤続した後の生活設計に役立つ、永住を目的としたセカンドライフハウス(年金加入期間10年以上、定年退職時の年齢から満3年を除いた年齢以上で、3年以内に定住する)もあります。したがって、そのための場所選び、住まい方の工夫も必要となります。
また、都市型にしても、子女の教育のための根拠地として後日活用することも考えられますし、子女の結婚後の居住地として役立つこともあるでしょう。
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